♬歌おう♬
天神崎の歌である『いつまでもこのままで』と『岬は生きている』をここで紹介します。
『いつまでもこのままで~天神崎の四季~』
作詞:吉田あや子 作曲:森川隆之
【解説】
この歌は、1984年9月に発表されました。当時上富田中学2年生の吉田あや子さんの詩に、「天神崎支援和歌山音楽家の会」の代表世話人であった和歌山大学教授の森川隆之さんが作曲されました。その後、あちこちで歌われ、天神崎の運動のテーマソングとしての役割を果たすようになりました。 この歌の別バージョンとして、田辺市立第三小学校合唱部によるものが、以下の斎藤公江さん制作、円満堂修治さん撮影のビデオの中で、収録されています。
日本ナショナル・トラストさきがけの地「天神崎」 - YouTube
【歌詞】
1. 静かによせる きれいな波
今は春です 天神崎
多くの生きもの 目を覚まし
光いっぱいのなか 歌います
天神崎よ 明るい海よ
いつまでも いつまでも このままで
2. 静かによせる すずしい波
今は夏です 天神崎
元気な子どもの かけ声が
遠くの島まで ひびきます
天神崎よ 自然の海よ
いつまでも いつまでも このままで
3. 静かによせる 白い波
今は秋です 天神崎
さみしくなった 岩かげで
小さな生命(いのち)が ささやきます
天神崎よ かわりない海よ
いつまでも いつまでも このままで
4. 静かによせる さみしい波
今は冬です 天神崎
人かげ見えない この海で
明日を夢みて 祈ります
天神崎よ すばらしい海よ
いつまでも いつまでも このままで
人々の願いと夢を 天神崎へ贈ります
自然のままの 天神崎よ
いつまでも いつまでも いつまでも
『岬は生きている』
作詞:向井啓 作曲:川嶋智子
【解説】
この歌は、1983年10月15、16日に和歌山県田辺市で開催された「第1回ナショナル・トラスト全国大会」の開会式において、川嶋智子さんがピアノ演奏とともに歌唱されたものです。
【歌詞】
1. 波にもまれて 幾年月か 広い岩礁は 天神崎よ
枯れる果て無い 花の園 自然の姿 そのままに
残して下さい この岬
残して下さい この岬
2. 春の丸山 赤松林 君と二人の 天神崎よ
小さな恋の オアシスが トベラ哀しや 明日の死よ
残して下さい この岬
残して下さい この岬
3. 赤い夕映え 岬を染めて 燃えて広がる 天神崎よ
すすきの丘も 薄化粧 鳴いて哀しや 浜千鳥
残して下さい この岬
残して下さい この岬
残して下さい この岬
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